今回はボールの位置(=配置)についての話です。 この「ゴルフ原論」の第一回目は、ゴルファーが打球を真直ぐに打ったり意識的に曲げるようなコントロール技術を身に付けるには、ボールを「平行四辺形に打つ」という原理を理解した上で、スイング軌道をコントロールする研鑽の日々が必要である、といった内容の話をしま... 続きをみる
2018年5月のブログ記事
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(前の続き)特にゴルフ練習場で起こりやすい「錯覚」による方向感覚の狂いですが、これを防ぐ手立てはあるのでしょうか? もし無ければ、練習場で練習するだけゴルファーは下手になってしまうかもしれません。 ここで問題になるのは、そのゴルファーの方向感覚がどのようなタイプなのかによって、大きく変わってしまう... 続きをみる
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ゴルフでは「方向の取り方」をよく問題にします。アドレスの向きがわずかにズレるだけで、それがドライバーショットならOBになったり、とても打ちにくいラフに行くなど、スコアに大きく影響を及ぼす結果に結びつくかもしれないからです。 ゴルファーがショットを打つ構えに入ると、自分自身では厳密にどちらを向いてい... 続きをみる
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「制御系」~ゴルフスイングを彩る「未来予測」の技術~(15)
(前の続き) 私たちが何気に立っているだけでも、全身の筋肉が骨格構造に働きかけて、バランスを保つように機能し続けている。それが出来るようになったのは、私たちが幼い頃にPDCAサイクルじみた「失敗と再チャレンジの繰り返し」を積み重ねたお陰である。 ゴルフ技術の修得もPDACサイクル的な経験を積み重ね... 続きをみる
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「制御系」~ゴルフスイングを彩る「未来予測」の技術~(14)
PDCAサイクルという言葉をご存知だろうか? PDCAサイクルはPlan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)の頭文字を取った、企業の品質管理方法のひとつである。 内容は小学生の高学年程度で理解できる程度の簡単な仕組みである。 というのは、普段私たちが毎日のように繰り返し何かを行う機... 続きをみる
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「制御系」~ゴルフスイングを彩る「未来予測」の技術~(13)
著者が構築した「制御系」のゴルフ技術では「フィーリング」を重要視する。フィーリングと対極的に扱われているものが(一般的なゴルフスイング技術で重要視されている)「型」による技術の伝授である。 「型」を使った技術の伝達はあらゆるスポーツでも行われている。 だから入門したての初心者が基本の「型」を反復練... 続きをみる
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「制御系」~ゴルフスイングを彩る「未来予測」の技術~(12)
(前の続き)言葉の定義がそれなりに済んだので、次は肝心の中身である。 ここでもう一度「未来予測」の文面を読み返してみよう。 ①バックスイングで発生するフィーリングは、ダウンスイングする際に必要なフィーリングである。 既に定義し終えている読み方でこの文面を読解してみると、バックスイング(=アドレスの... 続きをみる
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「制御系」~ゴルフスイングを彩る「未来予測」の技術~(11)
しばらくぶりの更新だから、今回は大雑把に復習してから本編に移りたいと思う。 著者のゴルフスイング技術の基本的な運動原理は「波動」である。この「波動」という聞きなれない言葉について知りたければ、このブログのカテゴリー・タグの「波動」を参照して頂きたい。 「波動」はゴルフ専門用語の「タップ式」に該当す... 続きをみる