「ゴルフをしない私」から「ゴルフをする未来の私」へ

10年前まで月1ゴルファーだった私も、今では月1~2回練習場に行くだけの「ゴルフをしない人」です。経済的な事情で一旦ゴルフから身を引きつつ、それでも遠い未来で再開するのを夢見ているオヤジは、今の日本に大勢いると思われます。そんなオヤジの、遠い未来に再開される自身のゴルファー像を夢見るブログを作ろうと思います。

ゴルフの基礎理論のブログ記事

ゴルフの基礎理論(ムラゴンブログ全体)
  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(終)

    (前の続き) ゴルフをする上で、ゴルファーはどうしても「面」を意識しなければならない。 最もそれが求められるのはグリーンの傾斜を読む場面である。 とあるゴルファーがグリーンの傾斜を正確に読み取る能力に欠けているとしよう。そうなると、おそらくそのゴルファーはグリーン上で何打も無駄なストロークを増やし... 続きをみる

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  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(12)

    グリーン上でカップまで残り30センチ足らずのパットと、残り1メートル程度のパットとでは、技術的な難易度に大きな隔たりがある。 もちろん残り30センチ足らずのパットはプロアマ問わず、ノンプレッシャーで入れることができるから何も問題は無い。ところが残り1メートルほどのパットについてはプロでさえ入れ損な... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(11)

    以前にも書いた事だが、ゴルフにおける方向感覚は地球の引力との関係性によって成立する特殊な性質がある。 一般的に誤解されがちな(つまり原理的に間違っている)方向の定め方の第1位は、なんといってもゴルフコースなどの「景観や見た目」を参考に方向を定めるやり方で、第2位は「ゴルファー自身が感じている背骨や... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(9)

    (前回の続き・後編) ここから先は理詰めで答えが出るだろう。 紙の上に定規を使って描いた5個の正方形。前回の話で、これを机の上においてデジカメ撮影した画像データーにPCのペイント機能で赤色の直線を引いたら、5個の正方形を構成している直線が「弧」を描いてカーブしている事が明らかになった。 5個の正方... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(8)

    パース理論はあくまで「人の認識」についての論理である。 パースは「瞳の位置」と「対象物」を直線で結ぶことなのだと、これまでの話でおぼろげに分かってきたかもしれないが、まだまだ釈然としない感じが強く残っていると思う。 感覚的に納得しにくい理由は、これでの著者の研究である程度解明済みだから、今回はその... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(7)

    (前の続き) 前回の話で、パース理論が「瞳」の位置と深い関係があることは分かってきたが、勿論それだけではまだ不十分だ。現時点の情報だけでは、閲覧者に(パース理論に対して)大きな誤解を抱かせしまう可能性の方が高い。 なにより「瞳の位置」と言っても、当人にとって自覚しにくい問題である。そもそも瞳は左右... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(6)

    さっそく前々回の答え合せをしようと思う。 どんな問題だったか忘れていると思うので、もう一度書いておく。 【問題】 巨大な土管のような円柱形の物体を横に倒したものを想像して欲しい。その土管の中には人が居て、中から土管の内側を見ている状態である(つまり、下の図のような形だ)。 その円柱には(図のように... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(5)

    (前の続き) 前回の問いの答えを明かす前に、パースとは一体何かという話を付け加えておこう。 もう一度、線路の写真を見て欲しい。 この構図から、写真を撮影したカメラマンは線路の上に居た事が伺える。このカメラマンと線路の関係性を解析するには、真横から見た構図にしてみる方が分かりやすいだろう。 線路の構... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(4)

    前回の話で、物体が頭に近くなると「透視図法(=パース)」とまったく同じように拡大化され、逆に遠ざかると縮小化される事が分かった。 そのような透視図法(=パース)による現象で最も分かりやすいものは、次のような「正面から見た線路」の写真である。 私達はあらゆる物事には「見た目で騙されてしまう」という傾... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(3)

    前回と同じく、ちょっとした実験を行ってみよう。 茶碗や野球のボールのように、片手の中に納まる大きさの物を2つ用意して欲しい。出来れば同じ複製品が良いが、ほぼ同じ大きさのものなら、違うもの2つでも構わない。そして用意した2つの物をそれぞれ左右の手にひとつずつ持って、次のことを試して欲しいのだ。(メチ... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(2)

    家の中にある壁を使った面白い実験を紹介しよう。 壁に向って真直ぐに立って、そこから両手で壁を押すような形で壁を触って「壁の面」を感じ取って欲しい。そして両手を真ん中に集合させるように動かして(自分から見て)壁の真ん中の面を感じて、そこから両手を離して、今度は左右の手を1メートルほど離すように広げな... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(1)

    一般的にゴルフ技術は「飛距離」と「方向性」に分けて考えられる。 ゴルフクラブのテレビCMなどを見ると、ボールをより遠くに飛ばすことが「飛距離」の意味だと誤解しそうになるが、実際にプロゴルファーの試合を見ていると「飛ばし」よりも「距離感」の方がずっと重要な課題であると思えてくる。 だから「飛距離」に... 続きをみる