「波動」~ゴルフスイングの運動原理~(1)
さっそく今回から「波動」についての説明を開始したいのだが、先立って著者は「波動」についての論理を、もっと分かりやすくと、論より証拠の動画として作成し、ユーチューブにUPしたので、(ちょっと長いのだが、)とりあえず苦労して作ったその動画を見て頂きたいと思う。
論より証拠とは我ながらよく言ったもので、とにかくこの動画さえ見て貰えれば、「タップ式」や「振り子運動」などと混濁して、これまで釈然としなかったゴルフスイングの運動原理が、これまで著者がブログで悶々と説明し続けてきた「波動」の理論が、ようやく一見して理解できるのではないかと思う。(そのように期待している)
手頃な3~5メートル程度のロープが無かったので、代用品をずっと探していたのだが、目も前のパソコンに繋いでいるヘッドホンの長いコードが代わりになるではと、ようやく気が付いた次第である。
ロープと違ってヘッドホンの細長いコードは代表品に過ぎないから、それで「波動」の運動現象を再現しようと手元であれこれ動かしてみても、さすがにロープを使ったような「綺麗な輪の形」が保たれて、末端まで届くようには出来なかった。それでもまあ、なんとかギリギリ及第点の現象を撮影できたのでは無いかと思っている。
著者は小学生の頃、これを5メートル程のロープを使って、ロープの片方を誰かに持ってもらって、綺麗な輪を(波動の原理で)友人まで届かせるように動かす遊びをした事があった訳だ。長いロープならとても綺麗な「輪」の形が端まで届いて気持ちよく、上手くすれば友人の片手を投げ縄みたいに捕らえることも出来たのだ。
著者にはとても懐かしい遊びだが、この「波動」のお遊びが、ゴルフスイングの「タップ式」と呼ばれる物理現象をとても分かりやすく現していると思う。
今回は残念ながらヘッドホンの長いコードを使ったので悲惨な形になったが、これがロープならもっと綺麗な輪が、その形をずっと保って端まで届くかか、お子さんがいる方は物理の勉強だと思って、この輪投げ遊びをやってみて頂きたい。
この動画にはもうひとつ、竹ひごみたいにヒュンヒュンと良くしなる(妻が持っていたた)手芸の材料のワイヤ(=針金)を使って、それをムチのように動かす運動原理を再現して加えてみたのだが、これだけだと「波動」の運動原理を誤解しやすい。
だからコードを使った「波動」の輪投げ遊びを先に紹介してから、そのイメージを保ったままで、このムチのように動かす運動現象を紹介した訳である。この順序だと、無駄に誤解が生じるのを有効に防げたのではないかと手応えを感じている。
(やりがいはあるが、まあ説明は苦労するワイ)
(続く)