(前回の続きです) これはよく目にすることがある打ち方です。 まず(ボールの後方に立って)入念に狙いを定めてから、丁寧にアドレスを作ります。手抜かり無く作ったそのアドレスは、きっと完璧なのでしょう。そのゴルファーはその完璧なアドレスから微動だにせず、いきなりスイングを開始してボールを打ってしまうの... 続きをみる
ゴルフ原論のブログ記事
ゴルフ原論(ムラゴンブログ全体)-
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前回の「スランプ」についての続きです。 このブログで上級者に限定した「スランプ」の原因と処方箋についてこれから話をするのですが、とても奇妙なことに、このスランプの原因と処方箋はたったひとつに集約されてしまうのです。 もちろんゴルフにおける「スランプ」の症状は人それぞれで、多肢に渡る筈です。 例えば... 続きをみる
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ゴルフ原論のカテゴリーに入るかは微妙ですが、今回はゴルフをしていると必ず経験する「スランプ」について書いていこうと思っています。 先にこのブログにおける「スランプ」という言葉の定義を決めたいと思います。 というのは、多くのゴルフ初心者が通過儀礼のように、打つショット全てがスライスしてしまう典型的な... 続きをみる
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今回は「ワッグル」についてです。 「ワッグル」とは、ゴルファーがスイングに入る直前に行う手元の小さな動き、その所作についての名称です。 現在私が知っているワッグルについての知識は、ベン・ホーガン著の「モダンゴルフ」に全て載っていると言っても過言ではありません。 モダンゴルフを読む限り、ホーガンは「... 続きをみる
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(前の続きです) 「フェイスターン」というゴルフ専門用語は、国内でゴルフ雑誌等を読んで、それなりにスイング技術を研究したことがある人にとっては、ごく一般的な言葉ですが、そこまで熱心に研究したことがない人にとっては、よく分からない未知の言葉に感じられるのかもしれません。 そこで(前の話とは)順番が前... 続きをみる
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久々の「ゴルフ原論」です。ゴルフ原論では、古典的ともいえるゴルフの既存技術を紹介していきます。 市販されているどのゴルフ雑誌を購入しても、必ずと言っても良いほど知る機会が得られる一般的な知識の紹介に留めるので、このコーナーでの文体は主に(このような)敬語となります。 今回のテーマは「スイング中のフ... 続きをみる
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今回はボールの位置(=配置)についての話です。 この「ゴルフ原論」の第一回目は、ゴルファーが打球を真直ぐに打ったり意識的に曲げるようなコントロール技術を身に付けるには、ボールを「平行四辺形に打つ」という原理を理解した上で、スイング軌道をコントロールする研鑽の日々が必要である、といった内容の話をしま... 続きをみる
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(前の続き)特にゴルフ練習場で起こりやすい「錯覚」による方向感覚の狂いですが、これを防ぐ手立てはあるのでしょうか? もし無ければ、練習場で練習するだけゴルファーは下手になってしまうかもしれません。 ここで問題になるのは、そのゴルファーの方向感覚がどのようなタイプなのかによって、大きく変わってしまう... 続きをみる
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ゴルフでは「方向の取り方」をよく問題にします。アドレスの向きがわずかにズレるだけで、それがドライバーショットならOBになったり、とても打ちにくいラフに行くなど、スコアに大きく影響を及ぼす結果に結びつくかもしれないからです。 ゴルファーがショットを打つ構えに入ると、自分自身では厳密にどちらを向いてい... 続きをみる
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「ゴルフ原論」ではゴルフ初心者にも役立つゴルフの基本的な知識を、著者ならではの味付けをして紹介する趣旨で始めました。今回はゴルフスイングの基本である、アドレス時のクラブフェイスの向きを調整する方法の紹介です。 (ショットを打つ前の)アドレスをする際にクラブフェイスの向きを調整することは、微細な感覚... 続きをみる
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ゴルフショットの基幹とも言える技術解析は、大昔の白黒フィルム時代にほぼ終わっています。ゴルファーが打球を思い通りにコントロールする為に必要な物理的解明も、その時代で終わっているので、それらは古典的なゴルフ技術と呼べます。 数学の世界で「原論」と呼ばれる分野に似てます。このブログではそれら古典的ゴル... 続きをみる