「ゴルフをしない私」から「ゴルフをする未来の私」へ

10年前まで月1ゴルファーだった私も、今では月1~2回練習場に行くだけの「ゴルフをしない人」です。経済的な事情で一旦ゴルフから身を引きつつ、それでも遠い未来で再開するのを夢見ているオヤジは、今の日本に大勢いると思われます。そんなオヤジの、遠い未来に再開される自身のゴルファー像を夢見るブログを作ろうと思います。

このブログにおけるゴルフスイングの定義(9)

(【注】今回に限っては、前にUPした「たまにはゴルフ以外の話を(3)」を先にお読み頂き、その続きとして読んで頂きたい。)


つい最近、著者は昔から使い古されたゴルフ用語である「タップ式」と「ストローク式」という言葉がアップデートされたら良いのに、と自分自身が考え続けていた事に気付いた。


そもそも「タップ」という言葉を一般的な日本人は使わない。近いと感じる言葉に「ノック」があるが、「タップ」については、その使うべきシュチュエーションや動作の有り様も(少なくとも著者には)まったく思い浮かばない。「ストローク」になると、それに近い感じの言葉すら思い浮かばない始末である。


こういった平凡なる日本人が「タップ」という用語をゴルフ界の中だけで使い始めたは、随分昔のことだとは思うが(少なくとも青木功全盛期に使われていた筈だから)、日常で平均的な日本人が使わない動作の言葉を輸入しても、無理やりに和訳した「叩く」「打つ」「パンチ」などの俗っぽい言葉で置き換えても、理解するのに相当苦しんだ筈なのである。


著者は「タップ」や「ストローク」といった聞きなれない用語を、ゴルフに接するようになってから読み始めたゴルフ雑誌などで知った訳だが、そうやって雑誌で知った程度の知識で、その身に覚えの無い言葉の的確に理解して、(ゴルフはスポーツなのだから)キチンと体で再現できていたのかと考えると、いささか怪しいと言わざるを得ない。


これが「ノックして下さい」と言われて、実際にドアをノックしようとする際に、あれこれ悩む人は皆無であろう。それはつまり、それだけ「ノック」という言葉が日本国内で十分に通用するまでに普及し、使用されている証拠なのだが、その「ノック」という言葉でさえ、ドアが無かった江戸時代に、国内には存在しなかった言葉だった筈なのである。


だから、「ノック」と同レベルに「タップ」という言葉を採用して、そのスイング動作を体現しようとするのには、輸入された当時はもとより、現在の平均的な日本人にとっても、かなり無理がある相談だと著者は考えてしまうのである。


なにしろ「タップする」という動作で唯一思い浮かぶのは、ゴルフで最後にカップまで30cm程度の短いパットを残し、それを「ちょっとした」クラブ操作でボールをカップインさせる事なのであるから。


(だから、ゴルファー以外の人々に馴染みがある筈もないのである)


著者がこのブログで伝えようとしている運動現象も、日本人ゴルファーになじみのない「タップ式」と呼ぶ動作に近いと判断して、スイングの説明に使用しているという次第だが、そもそも考えてみると、著者は「タップ」という言葉の意味や動作を的確に理解している訳がないのである。


よって、これから先、著者が伝えたいと願う「とあるゴルフスイングの運動現象」を的確に表現する為には、この使い古されて役に立たない道理が立つ「タップ」という単語を、「波動」という目新しい単語に置き換え、アップデートしなければならないと感じ始めていた、という次第なのである。


この「波動」という2文字の漢字を採用すると、例えば「ドアをノックする」といった俗っぽい動作に置き換え、誤解してしまうリスクをかなり軽減できるだろう。


とはいえ、この「波動」という言葉も、著者の年代にはかなり馴染みがあって(笑)、つまり宇宙戦艦ヤマトの「波動エンジン」と「波動砲」という訳だが、仮にそういったSFアニメ的なイメージで想像してしまったとしても、それほど遠い誤解をされた結果にならないというのが、この言葉を採用したメリットなのである。


実際にゴルフスイングを、宇宙戦艦ヤマトの波動エンジンと同じ物理的な現象であるとイメージしても、それほど弊害があるとは思えない。


著者より若い年代になると、「波動」という言葉に殆ど馴染みがないかもしれないが、それでも漢字2文字から、平均的な日本人がある種のイデア的なイメージを思い浮かべてしまう事は想像に難くない。これまでイメージすら思い浮かばなかった「タップ」という言葉に比べれば、思い浮かぶイメージが相当的確に運動現象を捉えていると言っても過言ではないのである。


これは相当メリットがあるアップデートだとは思わないだろうか?(ゴルファー諸君!)


今後このブログでは、ゴルフの専門用語として使い古され、閉ざされがちであった「タップ」という言葉を、「波動」という目新しい言葉にアップデートし、使い始めることを宣言をしたいと思う。


閲覧者にも、著者の意向を前向きに受け取って、今後も読み続けて頂きたいと願う次第である。


(続く)

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