「ゴルフをしない私」から「ゴルフをする未来の私」へ

10年前まで月1ゴルファーだった私も、今では月1~2回練習場に行くだけの「ゴルフをしない人」です。経済的な事情で一旦ゴルフから身を引きつつ、それでも遠い未来で再開するのを夢見ているオヤジは、今の日本に大勢いると思われます。そんなオヤジの、遠い未来に再開される自身のゴルファー像を夢見るブログを作ろうと思います。

ゴルフ語り(9)

ネットで色々なゴルフ動画を観ていると、男子プロは全般的にシステムの老朽化が進んでボロさも目立ち、それに比べて女子プロの方は、若さや新しさの勢いがあって、人気や成長への期待値も高い印象を受けます。


「若さ」というキーワードは、微妙に「女性的である」というニュアンスが含まれていて、逆に「古さ」という言葉の中に、「男クサイ」「オッサン的である」というダサさの第一印象が先行している様子なのですね。


ですから男子の若手プロゴルファーの雰囲気が「オッサンぽい」や「男クサイ」というイメージが先行している様子なら、年齢が若くとも既に黄色信号か赤信号が点っていると考えた方が良いのです。


故に男子プロゴルフの組織全体に「新しさ」や「若さ」を取り入れて、イメージ・チェンジを図りたいというのなら、必要なキーワードは(若いというよりも)「中性的」という単語に行き着く筈です。


「中性的」な魅力というと、私が真っ先に思い浮かべるのは、テレビなどで絶大な人気を維持しつ続けているジャニーズ系のイケメン達のイメージです。


ジャニーズ系の男性タレントがテレビや音楽、映画俳優などの分野で絶大な人気を維持し続けている理由のひとつに、これまでの古風な男っぽさとは違った、どこか女性的で可憐さ、はかなさの魅力がある男性を中心としたイメージ戦略にあったのではないでしょうか?


現代の科学者の中で一際輝いている落合陽一にも、これまでの古典的な科学者のイメージから逸脱した、どこかしら「中性的」なイメージのあるセンスがあることが、特徴として挙げられると思われます。


ですから、多くの人々が彼の中に(他の科学者の誰よりも)未来への強いメッセージ的な印象を抱いてしまう、という事だと思うのです。



落合陽一 夢の鍵 近代からの卒業



ここで注意が必要なのは、この「中性的」というイメージに「ひたすら女性的であれ」といった、一方的な意味の話をしているのではなく、むしろこれからの女性にとって重要なのは「少しだけ男性っぽい魅力」を含んだ存在になるべきだ、といった意味での「中性的さ」というニュアンスですね。


ですから、これからの世の中は男が負けて女が勝つのだといった「勝ち負け論」の話をしているのではなく、互いに必要なエッセンスが違うのだという意味で、「中性的」という言葉を捉えて欲しいのです。


もちろん古風な男っぽさが好きだと言う女性も大勢いますし、男性タレントの中にも古風な男っぽさの魅力ある俳優だって沢山いる筈です。それでも「若さ」や「新しさ」というニュアンスを求めるなら(俳優なら高橋一生のような)どこかしら「中性的な魅力」のある存在であるかどうかが、重要になってくるのだと思うのですね。


女子プロゴルフの中にレジェンド・ジャンボ尾崎の門弟になる道を選んだ女子プロゴルファーがいます。女子ゴルフの中にジャンボ尾崎が人生を賭けて築き上げたとも言える「男性らしい飛ばしの技術」が組み込まれていく訳です。



ジャンボ邸練習場 NEW weaponインプレッションby原英莉花



ジャンボ尾崎の門弟として育った女子プロゴルファーが、今後の女子プロゴルフ界を牽引していく存在になっていく事は、まず間違いないでしょう。

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