「ゴルフをしない私」から「ゴルフをする未来の私」へ

10年前まで月1ゴルファーだった私も、今では月1~2回練習場に行くだけの「ゴルフをしない人」です。経済的な事情で一旦ゴルフから身を引きつつ、それでも遠い未来で再開するのを夢見ているオヤジは、今の日本に大勢いると思われます。そんなオヤジの、遠い未来に再開される自身のゴルファー像を夢見るブログを作ろうと思います。

2018年8月のブログ記事

  • 「ゴルフ原論」~古典的技術紹介~(8)

    今回は「ワッグル」についてです。 「ワッグル」とは、ゴルファーがスイングに入る直前に行う手元の小さな動き、その所作についての名称です。 現在私が知っているワッグルについての知識は、ベン・ホーガン著の「モダンゴルフ」に全て載っていると言っても過言ではありません。 モダンゴルフを読む限り、ホーガンは「... 続きをみる

  • ゴルフ語り(13)

    プロの試合は興行ですから、客を呼べるスターの存在が第一となって、できるだけ興行的に成功するパターンになって欲しいと誰もが願う訳です。 最も顕著な例のひとつと呼べるものが、先の全米プロでタイガーウッズが魅せた奇跡の復活劇です。あの試合で優勝に手が届きそうなタイガーウッズに観客の誰も興奮して注目した筈... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(12)

    グリーン上でカップまで残り30センチ足らずのパットと、残り1メートル程度のパットとでは、技術的な難易度に大きな隔たりがある。 もちろん残り30センチ足らずのパットはプロアマ問わず、ノンプレッシャーで入れることができるから何も問題は無い。ところが残り1メートルほどのパットについてはプロでさえ入れ損な... 続きをみる

  • ゴルフ語り(12)

    日頃から重い荷物を運ぶなどの重労働を避けて、身体を楽させてばかりいる人は太りやすくなります。皮下脂肪が溜まって10キロも太ると、平均的な体形の人に比べて10キロの荷物を背負いながら生きていく「重労働」を課せられているような格好になります。 例えば、身長170センチの人の平均体重が55キロだとしたら... 続きをみる

  • 「ゴルフ原論」~古典的技術紹介~(7)

    (前の続きです) 「フェイスターン」というゴルフ専門用語は、国内でゴルフ雑誌等を読んで、それなりにスイング技術を研究したことがある人にとっては、ごく一般的な言葉ですが、そこまで熱心に研究したことがない人にとっては、よく分からない未知の言葉に感じられるのかもしれません。 そこで(前の話とは)順番が前... 続きをみる

  • 「ゴルフ原論」~古典的技術紹介~(6)

    久々の「ゴルフ原論」です。ゴルフ原論では、古典的ともいえるゴルフの既存技術を紹介していきます。 市販されているどのゴルフ雑誌を購入しても、必ずと言っても良いほど知る機会が得られる一般的な知識の紹介に留めるので、このコーナーでの文体は主に(このような)敬語となります。 今回のテーマは「スイング中のフ... 続きをみる

  • 「ゴルフの基礎理論」~身体制御の基礎知識~(11)

    以前にも書いた事だが、ゴルフにおける方向感覚は地球の引力との関係性によって成立する特殊な性質がある。 一般的に誤解されがちな(つまり原理的に間違っている)方向の定め方の第1位は、なんといってもゴルフコースなどの「景観や見た目」を参考に方向を定めるやり方で、第2位は「ゴルファー自身が感じている背骨や... 続きをみる

  • ゴルフ語り(11)

    ゴルフスイングの技術はミドルアイアンを使って考える場合が多い。 仮に長尺のドライバーなどを使ってスイング理論を構築してしまうと、かなり短い9番アイアンやウェッジなどで通用しなくなる恐れもあるからだ。 もちろん全ての番手で通用するからといって、そのスイング理論が「正しい理論」である証明を果たしたとは... 続きをみる