「ゴルフをしない私」から「ゴルフをする未来の私」へ

10年前まで月1ゴルファーだった私も、今では月1~2回練習場に行くだけの「ゴルフをしない人」です。経済的な事情で一旦ゴルフから身を引きつつ、それでも遠い未来で再開するのを夢見ているオヤジは、今の日本に大勢いると思われます。そんなオヤジの、遠い未来に再開される自身のゴルファー像を夢見るブログを作ろうと思います。

たまにはゴルフ以外の話を(10)


超短期間で上達した英語勉強法!


いい動画見つけました!


ゴルフとは関係ないけど、共感できますね。とても参考になります。


ゴルフもトップオブスイングの形が大事だとかいう所から入るので、むやみに難しくなるのですが、その辺が英語学習の問題とよく似ています。

ゴルフショットの方向合わせ(15)

(前の続き)

精密に水平な作りになっている部屋の床などにゴルフボールを置いて、サンドウェッジ、7番アイアン、ドライバーといった番手別の場所にゴルファー目線で立ってみると、それぞれの床の見え方に違いがあることが(次のような写真撮影によって)確認された。



この事実が意味することとは一体何か?


これまでの話の中で、練習場の人工芝マットなどの広い面積を「同じ水平な1枚の板である」といった認識でゴルフスイングを微調整すると、ゆくゆくパース理論的な問題が発生することを指摘してきた。


「平らな一枚板」のような愚鈍なイメージでも通用する範囲は、一般的に思われているよりずっと狭い、僅か10~15センチ幅の視野の中に限定される、といった具体的な話もしている。つまりその狭い範囲の中でなら、ごく一般的な「直線」や「平面」などのイメージを採用しても、特に問題に発展しないだろうという、実戦的な話をした訳である。


ところが、その狭い10~15センチ以内の範囲だけで「方向性」を考えるとしたら、今度は別の問題が生じてしまうことを、この3枚の写真撮影によって証明されてしまった格好になっている。


意味が分からないだろうからさらに説明を加えていく。


通常ゴルフショットの弾道は「放物線」を描いてコース上に落下する。「放物線」とは、まさにゴルフショットでボールが大空を舞って描き出す「山なりの曲線」のことである。ゴルフ経験がなくても、テレビのゴルフ中継などで一度位その放物線を見たことがある筈だ。


その大空に描き出される曲線美は、ボールの進行方向とバックスピンの回転軸の方向、それと重力の方向が密接に関係して、編み出されるものである。(ショットの原理的な話をしているので、ここでは空気抵抗や風のことについては触れない)


具体的な話をするなら、もしゴルファーが真っ直ぐな弾道を描き出したいと願うなら、インパクト時のクラブフェイスの向きを、それぞれ番手ごとに14種類あると想定されるボール付近の異なった「重力方向(=水平な面)」を精密に見定め、それぞれの重力方向とクラブフェイスの向き(=バックスピンの回転軸の方向)を、これまた精密に合わせなければならない仕事を課せられている事になるだろう。


と、ここまで書いた処で、ゴルフスイングにおけるゴルファーの背骨の角度やスタンスの向きに、ほとんど意味が無かったことが少しずつ把握され始めているのではないだろうか?(実際、それらはほとんど無意味な項目なのである)


ゴルフの方向性で重要なのは、ボール付近の異なる重力方向を見定めることと、その方向に対してボールに与えるバックスピンの回転軸方向を、どのような向きにセットするのかを、予め精密に見定め、調整する努力行為に他ならない。


これも具体的に説明すると、3枚の写真にあるコーヒーカップの角度に準じるように、実際ゴルフクラブのヘッドの位置を微調整しなければならない訳だ。



ゴルフ経験者なら、それぞれのコーヒーカップの角度と重なるように、クラブヘッドを配置するという、説明文の意味が、それなりに把握できると思う。


(続く)

たまにはゴルフ以外の話を(9)

この前、仕事場の機械が故障して、早急に直してくれとメーカーに電話すると、「ちょっとこの人、ホントは機械苦手ちゃうかなあーー?」っていう感じの若い人が来たのです(笑)。


私から機械が故障した症状を色々と説明すると、その若い修理工は(素人の私にでもハッキリ断言できる位)明らかに間違った判断をしてから、アレレ?って思うような処置で済ませようとするのです。明らかに間違った処置なので、当然その機械は直りません。


医者で言えば、明らかなる誤診です。


人の体もある意味機械みたいなものかもしれませんから、医者が判断を間違うと、病気が治らなかったりする場合もあるのでしょう。それでも、そもそも人体には自然治癒力が備わっているので、医者が多少判断を間違っても、大概の病気は治ってしまうという面があると思うので、何とかなるのかもしれません(だから良いという話ではありませんが)。


でも、機械の場合は自然治癒力なんてありません。だから彼のように完全に間違った処置をすると、絶対に直らない訳です。


機械オンチやパソコンが苦手だという人は、機械が壊れたり、思い通りに動かなかった場合の判断や処置を間違えやすかったり、直すべき正しい処置に気が付く「センス」のようなものが抜けていたりするのですね。


明らかに間違った判断をした為に、仕事場の機械が直らない事態に陥った訳ですが、そこはそこ、ディーラーは別のベテラン修理工をよこして、後から上手くフォローされる形で治まったので、最終的には大丈夫だったのです。


機械について言えば、間違った処置をすると絶対に直りませんし、正しい処方をすれば一発で直るのがハッキリしていて、機械へのセンスの良し悪しがとても分かりやすいのです。


そこで私は思うのですが、機械やパソコンが苦手だという人は、それ以外のあらゆる物事についても、何か問題があった場合、その事態の解釈や判断、処方の仕方にそもそもの間違いが生じている可能性が高いものと、自認した方が良い。機械が苦手だという人は、解釈や判断を間違ってしまうタイプの人である可能性が極めて高いという、意見なのです。